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フッ素の効用 千葉ニュータウン みどり歯科 印西市 歯科
2017年6月4日
こんにちは、千葉ニュータウンみどり歯科でございます。
本日は、6月4日。 むし歯の日といわれていますね。
むし歯予防週間になることを願って フッ素の効用について書いてみようと思います。
歯科でよく言われる「フッ素」とは、フッ化ナトリウムのことでフッ化物は多くの食品や土壌に含まれています。
フッ化物がむし歯予防に効果があることが発見されたきっかけは、1900年代のアメリカでの歯に茶色い模様がある子は白い歯のこどもよりむし歯になりにくいという疫学的な調査の結果だそうです。特定の地域の飲料用水のフッ化物が多く含まれており、その地域の子は歯が茶色く縞模様になっているけれどもむし歯の罹患率が低かったのだそうです。フッ化物とむし歯のなりにくさの関係が調査されおかげで、今日の予防法が確立され私たちはむし歯で困らされることの少ない毎日を送ることができているのですね。
歯にフッ化物を作用させると、結晶組織がかたくなり酸に強くなります。とくに生えたての乳歯や永久歯などまだ定着していない歯に使用すると効果的です。プラークのなかにいる細菌が作り出す酸を作り出すのを抑える働きもあります。また溶けはじめた歯の表面を、再石灰化させます。
近年販売されているほとんどの歯磨き粉の中にフッ化ナトリウムが含まれています。
上手にし使用してむし歯の予防につとめたいですね。
おこさまのフッ素塗布も承っております。お気軽にお問い合わせくださいね。
千葉ニュータウンみどり歯科