矯正治療(歯並びの治療)について
矯正矯正治療は治療にかかる期間や金額、使用する装置など個人による差が大きい治療ですので、1度診察・ご相談にいらしていただくとより明確なお答えができます。
歯科矯正とは治療期間や治療法について
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何歳くらいから相談すれば良いのでしょう。
A
病気は早期発見・早期治療すると治療が軽く済むように、歯並びの治療に関しても同じことが言えます。早ければ3歳から治療開始するケースもございますので、お気づきになった時点でなるべく早いうちにご相談ください。
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治療にかかる期間はどのくらいですか?
A
年齢や歯並びの状態、歯の動かしやすさなどによりますので、一概には言えませんが数年程かかることが多いです。
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どのような装置を使いますか?
A
固定式のものから取り外し可能なものまで様々あり、その中から患者さんに合ったものを使用します。
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治療開始までの流れを教えてください。
A
まずはお口の中を拝見したうえで、治療期間や使用する装置・費用などの大まかなご説明をいたします。次に診断用にレントゲンや歯型を取り、さらに詳しいご説明をさせていただいてから治療に入っていきます。
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通院の頻度はどれくらいですか?
A
それぞれ患者さんによって頻度は異なりますが、1ヶ月に一度くらいのペースになることが多いです。
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痛いですか?
A
使用する装置によっては痛みが発生する場合もありますが、数日で治まることが多いようです。場合によっては痛み止めをお出しすることもあります。
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目立ちますか?
A
必要に応じて一時的に装置を外すことで回避する場合や、ご自身で取り外し可能な装置や目立たない装置を用いることができます。1度ご相談ください。
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運動や部活動はできますか?
A
できます。もし支障をきたすようでしたら必要に応じて装置の調整をいたします。
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発音がしにくくなりますか?
A
装着する装置によっては発音しにくくなることがあります。必要に応じて一時的に装置を外すこともあります。
費用について
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金額はどの程度かかりますか?
A
治療期間や使用する装置などにより全く異なりますので、1度ご相談にいらしてください。
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矯正治療で保険はききますか?
A
特定の場合に限り保険の適応となることもありますが、これに当てはまることが少ないため使用できないことが多いです。
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医療費控除は受けられますか?
A
1月1日~12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分に対して適用されます。詳細はご相談ください。
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相談に費用はかかりますか
A
お口を拝見してからの簡単なご説明・相談は無料となっております。
矯正歯科とは
矯正歯科とは、歯並びの乱れを美しく整える治療法です。
矯正装置を装着することで、徐々に歯を移動させて歯並びを整えていきます。
また、矯正歯科による歯並びの矯正は見た目の美しさだけではなく、かみ合わせの改善を行うことで虫歯や歯周病になる可能性を少なくし、子供の正しい発育にも良い影響を与えます。
矯正歯科の流れ
コンサルテーション |
治療検査結果をもとに決定した治療計画に基づいて矯正装置を装着します。 |
保定矯正装置の取り外しを終えたばかりの状態では、歯並びは元の位置に戻ろうとして、そのままでは最終的に矯正前の歯並びに戻ってしまいます。 |
コンサルテーション |
治療検査結果をもとに決定した治療計画に基づいて矯正装置を装着します。 |
保定矯正装置の取り外しを終えたばかりの状態では、歯並びは元の位置に戻ろうとして、そのままでは最終的に矯正前の歯並びに戻ってしまいます。 |
矯正装置の種類
●メタルブラケット
一般的に使用される、金属製の矯正装置です。
ご自分で矯正歯科を利用されたことが無くても、小学生や中学生、あるいは社会人になってから周囲の人が使用しているのを見たことがあるかと思います。
値段が安く、矯正効果が高いのですが、いかんせん金属製なので見た目の問題が残ります。
しかしながら、費用対効果の高さから多くの方がメタルブラケットを選択されることが多いです。
●審美ブラケット
メタルブラケットの欠点である「見た目」の問題を解決したブラケットです。
セラミックや樹脂を用いたブラケットで、自然な歯の色に近い白い見た目はブラケットの装着を悟られなくて済みます。
その分だけ費用面ではメタルブラケットよりも高くなりますが、矯正装置の見た目を気にする方には人気のブラケットです。
矯正治療と年齢
●大人の矯正治療
「矯正治療は子供特有のもの」と考えておられる方も多いのですが、最近では大人の方でも矯正治療を希望する方が増えてきています。
発達した現代の技術においては、年齢を問わずに矯正治療を行うことができます。
「大人になってからでは歯並びを治すことはできない、一生この歯並びと付き合わなければならない」と考えている方も多いですが、決してそのようなことはありません。
●お子さんの矯正治療
お子さんの場合の矯正治療は、体の成長に大きく関係しているのが特徴です。
お子さんの矯正治療は成長に合わせて行い、歯や顎のバランスを確認して整えながら治療を継続します。
顎の成長が完了した大人とは異なり、大事な永久歯をなるべく抜くことなく治療を進めることができます。
「治療は早い方が良い」と言うことは決して間違っていませんが、お子さんの矯正治療の場合は歯並びや口の中の状態によっては永久歯に生え変わってから治療を開始した方が良いケースもあります。
重要なのは治療の早さではなく「受診」の早さで、治療の適切な時期を見極めてから本格的な治療を開始することです。
歯並びの美しさや歯の健康は、末永くお子さんの宝物となることでしょう。