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菌血症と歯科治療 千葉ニュータウンみどり歯科
2019年8月30日
こんにちは。
千葉ニュータウンみどり歯科でございます。
本日は掲題についてです。
菌血症とは、傷口などから細菌が血管内に入り込み全身をめぐってしまうことです。
歯周病などの病気があると、歯ブラシをしただけで菌血症が起こりこれを日常菌血症といいます。
お食事をしただけでも飲み込むことで、起こります。
また、歯科医院で抜歯をしたり歯石をとっても一時的に菌血症になります。(医原性菌血症)
一過性であれば、健康な方に問題が起きることはほとんどありません。
大きなむし歯を放っておくと歯の神経を経由して菌が全身にめぐってしまうこともあります。
脳卒中や血管に障害があるかたで、細菌が定着しやすい場所があると体の免疫システムにより取り除かれる前に菌が付着してしまうことがあります。
脳内の微小出血を引き起こし認知症を発症するリスクとなるといわれています。
ホームケアとプロケアを併用し、口腔内の細菌をできる限り取り除いておくことが大切です。
千葉ニュータウンみどり歯科