コラム
インプラントの寿命はお手入れ次第!10年経ってもインプラントを使うには
皆さま、こんにちは。
千葉ニュータウン中央駅から徒歩10分、セリア隣のアクロスプラザ内にあり、土日も夕方まで診療中の【千葉ニュータウンみどり歯科】です。
10年後もインプラントが使えているケースは全体の9割程度です。
インプラントはしっかりとメンテナンスすれば、長く使い続けられます。
一方で、メンテナンスが不十分だと、インプラントに不具合が起きたり、最悪の場合抜けてしまうことがあります。
インプラントの寿命とインプラントを長持ちさせるためのコツについてお話します。
インプラントの寿命には個人差があります
厚生労働省の資料によると、インプラントをされた方の約9割の方が10年経ってもインプラントを使用できている状況です。
しかし、約1割の方はインプラントが壊れてしまったり、使えなくなってしまったりしている事実もあり、インプラントの寿命には個人差があるといえます。
使用年数10~15 年のインプラント残存率
インプラントの施術箇所 | 上顎 | 下顎 |
インプラント残存率 | 約 90% | 約94% |
抜歯即時埋入や骨移植を伴った埋入の場合 | 87~92%程度 |
参考:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のための Q&A
また、「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」(九州インプラント研究会20217年10月30日受付)による80歳代で「なんでもよく噛める」と回答した方が75%います。
このように、個人差はありますが、10年、20年とインプラントを使い続けることも可能です。
「インプラントは第二の永久歯」とも言われますが、インプラントの寿命を延ばしたい方は、お口の定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。
インプラントのメンテナンス内容
インプラントのメンテナンスとは何をするのかご紹介します。
インプラントのメンテナンス内容
- ブラッシング(歯磨き)指導
- インプラント周囲炎のチェック
- 歯周ポケットのチェック
- インプラントの動揺度のチェック
- かみ合わせのチェック
- プロによるクリーニング(PMTC)
インプラントのメンテナンスでは、一般的なお口の定期検診やクリーニングの内容に加えて、インプラントの動揺度のチェックを行います。
インプラントの動揺度とは、インプラントがぐらぐらしていないか確かめることです。
定期的なメンテナンスを行うことで、口腔内やインプラントの異変をいち早く発見し、治療を行います。
また、お口の中をチェックしてトラブルがないかどうか確認するとともに、クリーニングで磨き残した汚れや歯石を取り除いてもらいましょう。
インプラントのメンテナンスは自由診療
インプラントをつけることも自由診療ですが、インプラントのメンテナンスも自由診療であり保険は適用されません。
ただし、年間の医療費が10万円を超える場合、医療費控除の対象にはなります。
医療費控除を受けたい場合、確定申告の時期に税務署、郵送、インターネットで手続きをします。
メンテナンスの頻度
メンテナンスの頻度には個人差がありますが、基本的には3~6ヶ月に1回程度を目安に行ってください。
一般的な歯の定期検診も2~3か月程度が目安です。
インプラントの寿命を少しでも伸ばしたい場合、自己判断でメンテナンスの間隔を決めるのではなく、歯科医師やスタッフと一緒にメンテナンスの回数を決めましょう。
インプラントを長持させるコツはメンテナンス
インプラントの寿命を延ばし、長持させるコツはこちらです。
- 毎日の歯磨き(セルフケア)
- 継続してメンテナンスに通う
インプラントを長持させるなら、一回だけメンテナンスをするのではなく、定期的なメンテナンスを続けてください。
そのため、インプラントを導入する際には、通いやすい歯科医院を選択することが大切です。
土日も診察を行っている、ショッピングや会社帰りに寄ることができる歯科医院なら、継続したメンテナンスもお出かけのついでに通えます。
メンテナンスを怠るとどうなる?
メンテナンスを怠ると、インプラントに次のようなトラブルが起こりやすくなります。
●人工の歯が欠けたり抜ける
人工の歯の一部が欠けたり、抜けることがあります。
お口の中の衛生基準が保証の範囲の状態であれば、メーカーの保証が使えることもありますので、お問い合わせください。
●金具が緩む
人工の歯を固定したり、インプラントと人工歯を固定する金具が緩むことがあります。
●インプラント周囲炎やインプラント粘膜炎が起こる
お口の中が不衛生なままになっていると、インプラントのまわりに炎症が起こる、インプラント周囲炎やインプラント粘膜炎になることがあります。
特にインプラント周囲炎になると、インプラントのまわりの骨が破壊されていき、インプラントがグラついたり抜けやすくなってしまいます。
このようなトラブルを防ぐためには、毎日インプラントを含む歯をしっかりと磨き、定期的に歯科医院でメンテナンスを続けることが大切です。
インプラントを長持させる毎日のお手入れのコツ
メンテナンスに通うことも大切ですが、インプラントを長持させたいなら、毎日のお手入れが重要です。
インプラントの寿命を延ばす磨きのコツ
インプラントは、自分の歯よりもさらにしっかりと歯磨きをする意識を持って歯磨きをしてみてください。
歯そのものだけでなく、歯と歯ぐきの境目(さかいめ)も意識して磨くようにします。
フロスや歯間ブラシ、タフトブラシも使う
デンタルフロスや歯間ブラシで、歯とインプラントの間もきれいにしてください。
また、インプラントの根もとやインプラントのまわりなどは、タフトブラシできれいにしましょう。
タフトブラシとは、毛束が一つだけの特殊な歯ブラシで、通常の歯ブラシでは届きにくいところのお手入れに便利です。
タフトブラシは歯科医院やドラックストアで購入することができます。
インプラントの寿命は、メンテナンス次第で延ばすことも可能です。
当院では患者様のインプラントができるだけ長持ちするように、メンテナンスを通してサポートいたします。
検診やクリーニングのほか、効果的な歯磨き方法もお伝えいたしますので、ぜひご相談ください。
当院は、千葉ニュータウン中央駅から徒歩10分のアクロスプラザ内にあり、徒歩や自転車でのアクセス、お車でのアクセスに便利です。
完全予約制なので、ご予約をお取りになってからお越しください。
また、インプラント治療後に気がかりなことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。
当院のインプラントの詳細はこちら |
インプラント|千葉ニュータウンの歯医者、予防歯科のことなら【千葉ニュータウンみどり歯科】 |
あわせて読みたい |
インプラントは第二の永久歯 |
最近の投稿
- 今日からできる!乳歯のむし歯の予防方法|子どもの歯を守るためにしたいこと
- 【年齢別】歯磨きの目的|お手入れ上手になってむし歯・歯周病知らずに!
- インプラントの寿命はお手入れ次第!10年経ってもインプラントを使うには
- インプラントは第二の永久歯
- 歯並び・かみ合わせをセルフチェック!矯正歯科のメリット、デメリットや歯科の選び方もわかる